機能性表示食品とは?大豆イソフラボンの効果で健康に!

女性に嬉しい効果がたくさんある大豆イソフラボンは、機能性表示食品で効率よく摂取することができます。そもそも機能性表示食品とは何なのか、そして大豆イソフラボンが持つ様々な効果には具体的にどのようなものがあるのかをご紹介します。

女性が悩まされやすい更年期障害や骨粗しょう症、乳がんなどのリスクを減らし、健康で美しい女性を目指しましょう。

機能性表示食品におけるバリデーションとは

機能性表示食品とは?

機能性表示食品とは、健康に効果のある体に嬉しい機能や安全性が認められた食品のことです。販売している企業によってその効果と安全性が責任をもって科学的に確認されており、機能性表示食品であることを食品に記載するためには国への届け出が必要となります。

科学的に効果が認められたものではありますが、病気の治療や予防を目的としたものではなく、摂取するほど健康が増進されるというわけでもありません。あくまでも現在健康な方が健康の維持をサポートするための食品であることを理解しておきましょう。

また未成年の方、妊娠中の方、授乳中の方、産後の方、妊娠を計画中の方などは機能性表示食品の摂取は控えてください。

機能性表示食品のメリット

機能性表示食品には様々なものがあります。商品がうたう主な働きとして、体脂肪を減らす、血糖値の上昇を抑える、血圧を下げる、腸内環境を改善するなどがあげられます。消費者が自分の健康状態や今抱えている悩みや不安から、自分に必要な効果を持つ食品を選べるというのが機能性表示食品の最大のメリットです。

今の自分に必要な効果を持つ機能性表示食品はどれなのかがわからない方は消費者庁のホームページで機能性表示食品の検索をすることも可能です。普段の食事だけで健康の維持に十分な栄養素を完全に摂取することはなかなか難しいので、健康維持のためのサポートとして機能性表示食品を利用してみましょう。

女性の悩みに大豆イソフラボン

機能性表示食品でも大豆イソフラボンを含んだものが多く販売され人気を集めています。どのような方に大豆イソフラボンの効果が必要とされているかというと、それは女性のみなさんです。女性は加齢により女性ホルモンの分泌が減少することで、更年期障害や骨粗しょう症といった健康上の問題が発生しやすいです。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た化学構造と働きをもっているので、分泌量が減ってしまったエストロゲンの代わりを務めてくれるのです。さらに研究により女性特有のがんである乳がん、子宮がん、卵巣がんの予防にも効果があることが明らかになっており、今後ますます研究が進むことが期待されています。

また大豆イソフラボンには悪玉コレステロールを排出させる働きもあるため、コレステロールが多い方にも効果的です。今はまだ女性ホルモン減少による健康問題とは縁遠いという若い女性にも、美肌効果やバストアップ効果、女性らしい美しいボディラインに近づける効果も望めますので、大豆イソフラボンの摂取がおすすめです。

大豆イソフラボンの摂取量

一日にどのくらい大豆イソフラボンを摂取することが望ましいのかというと、約70~75mgが目安だといわれています。では私たちは普段の食事でどれくらいの大豆イソフラボンを摂取できているのでしょうか。大豆イソフラボンが含まれる主な食品は、納豆、豆腐、きな粉、豆乳、みそなどです。

納豆パック(50g)で大豆イソフラボンは65.0mg、豆腐1/2丁(110g)で55.0g、きな粉(大さじ1)で15.6mg、豆乳(125ml)で69.0mg、みそ(大さじ1)で7.2gが摂取できるとされています。

こうしてみると、比較的大豆イソフラボンは日頃の食生活に気をつければ十分な量を摂取しやすく、機能性表示食品に頼らなくてもいいのではと思う方も多いでしょう。

しかし、大豆イソフラボンは摂取しても1~2日で体外に排出されてしまうため、毎日摂取し続けなければ体内に十分な量が行き届くとはいえないのです。

一度に多く摂取しておいて、十分とれない日のための補充にしておこうということも不可能です。毎日継続して70~75gmを摂取し続けることが望ましいです。毎日十分食事を整える時間や体力の余裕がある方は、普段の食生活に気を遣えばいいのですが忙しくて自炊ができなかったり、仕事から帰ると疲れていて買ってきたコンビニ弁当やレトルト食品で食事を済ませてしまうという方も少なくないでしょう。

そういった方には大豆イソフラボン摂取の補助として、機能性表示食品を使うととても楽です。また納豆や豆腐、豆乳が嫌いで飲み食いできないという方も、機能性表示食品を使えば無理して健康や美容のために嫌いな食品を食事に取り入れる必要がなくなります。

大豆イソフラボンが含まれる機能性表示食品

大豆イソフラボンが含まれる機能性表示食品には様々な種類があります。サプリメント形状のものやお茶などの飲料、美味しく食べられるように大豆を煮たり蒸したりした食品などからご自身の取り入れやすいものを選んでください。

飲料や食品は味の気に入ったものを見つけられれば美味しく取り入れられますし、サプリメント形状のものはとにかく決められた量を毎日飲むだけで大豆イソフラボンを摂取できるので、最も手軽だといえます。気に入る商品が見つかるまで色々と探したり試したりしてみてください。


大豆イソフラボン摂取の注意点

体によい効果があるとなると、ついたくさん大豆イソフラボンを摂取したくなってしまうかもしれませんが過剰摂取は禁物です。大豆イソフラボンは多めに摂取してもきちんと体外に排出されますが、毎日過剰摂取すると子宮内膜症や乳がんの発症リスクが高まり逆に健康に悪影響が出るという危惧が報告されています。

また妊娠中や生理中はホルモンバランスがいつもと違うので注意が必要です。妊娠中に機能性表示食品をとりたい場合は医師や薬剤師に相談のうえで摂取してもよいかどうかを決めてください。機能性表示食品は毎日コツコツ必要な成分を摂取して、健康の維持をサポートするためのものなので量や用法は決められたものをきちんと守りましょう。

機能性表示食品で重要なのは機能性関与成分について知ること

大豆イソフラボンを上手に摂取して、健康で美しい女性に!

毎日健康や美容のために食事に気を遣うのは大変ですが、機能性表示食品を上手に生活に取り入れることで手軽に必要な栄養素を補うことができます。大豆イソフラボンは、毎日適切な量を継続して摂取することがとても大切です。

これからも健康に過ごしたい、そして肌やボディラインを整えて今より美しくなりたい女性のみなさんは、ぜひ機能性表示食品で大豆イソフラボンを摂取して健康の維持と美容に役立ててください。